冬の最大のイベントと言えば、クリスマス。毎年恒例の定番行事ですよね。
では、アメリカではどのようにクリスマスを過ごすのでしょうか?
実は、意外なところが違ったりするそうです。
アメリカに住み始めて十数年の方にお話を聞いたので、日本とアメリカのクリスマスの違いをご紹介しましょう。
家族で過ごすアメリカのクリスマス
日本でもアメリカでも、年末にあるメイン行事はクリスマスではないでしょうか。
日本ではクリスマス時期になると、一気にセールが始まります。
それは家族や恋人にクリスマスプレゼントを選ぶには好都合だと思います。
アメリカの場合もセールを行うことが多く、家族にプレゼントを選ぶお客さんでショッピングモールなどはごった返します。
アメリカは、クリスマスは家族で過ごすのが通常となっていますので家族でパーティーする時にお互いにプレゼントを持ち合うのです。
そしてツリーの下へ置いておき、25日に開けるという感じになってます。
あまりラッピングサービスなどは普及されてないので、各自で適当に包みますが、大概見すぼらしい包装のようです…日本人から見ると。
モールやお店など、かなりの混み具合になるのは日米ともに変わりないのです。
キリスト教をよく知らない人がお祝いする日本のクリスマス
違うところがあるとすれば、アメリカは国土が広く移民で他の国からの方も多くいることから必ずしも帰郷できない人も多くいますので、その時期は郵便局がかなり込み合います。
大きな荷物を持って、遠く離れた州や国に住む大事な人へプレゼントの郵送手続きをされる人をたくさん見かけます。
他に思い当たる日米の差は先ほども触れましたが「誰と過ごすか」ということだと思います。
日本は恋人同士でホテルを予約してディナーをする人も結構いるという話をアメリカの人にするとおかしいねー、と言われることもあったそうですよ。
友人のカソリックの方は、日本でキリスト教のお祭りって、どういうことかも知らない人がクリスマスをお祝いしているのが少し違和感があると言われたこともあります。が、これも日本の商戦にからまされた年末の行事になっているのでしょう。
クリスマスケーキを食べるのは日本ならでは
クリスマスと言えば、プレゼントの他にすぐ思い浮かぶのがクリスマスケーキ。
日本では、早い時期からケーキの予約購入が始まったりしますよね。
しかし、このケーキを食べるという習慣も日本ならではのようです。
アメリカではご馳走を皆で頂きますが特にこれ!という食べ物を楽しむという習慣はないようです。
チキン丸焼きや、ローストビーフなどでしょうか。
日本でのクリスマスにケーキがないと、すごく物足りない感じがすると思いますから、これは大きな違いだと思いますね。
クリスマスは宗教が絡む行事なので、日本の方がわくわくする時期ですが、少しキリストさんについても知られていたらば、また違う楽しみ方があるかもしれませんよ!